※災害によって受けた住宅や家財の損害金額(保険金などにより補てんされる金額を除きます。)がその時価の2分の1以上で、かつ、災害にあった年の所得金額の合計額が1,000万円以下のときにおいて、その災害による損失額について雑損控除の適用を受けない場合は、災害減免法によりその年の所得税が次のように軽減されるか又は免除されます。
個人事業主の場合、所得が38万円以下でも確定申告は行った方がいいと思います。
もし行わなかった場合、国や市町村から「この1年間何をしていたかわからない人」と判断されてしまいます。所得が0円であっても、申告をしていなければその証明はできません。所得証明がないと、家を借りる時やローンを組む時、借入をする時など様々な場面で面倒になってきます。(そもそも所得が38万円以下で審査が通るかは謎ですが)
フリーランスになったら、確定申告は青色申告で行うのをオススメします。前年度の損失金額を翌年以降3年間繰り越す事ができる為、節税効果が非常に高いからです。詳しくは下記をご覧ください。
個人事業主の確定申告に必要な書類は、基本的に以下になります。
今回は、「確定申告書B」の記入について書いていきます。
あくまでも私の場合(フリーのWebデザイナー)という観点の記入方法になります。
確定申告書Bは第一表と第二表に分かれています。まず第二表から記入し、第一表に転機していきましょう。
第二表の「所得の内訳」欄に、取引先ごとに所得を記入します。源泉徴収がある場合はこちらも記入します。
収入金額の合計を第一表の「収入金額等」の該当項目に記入します。私の場合Webサイト制作なので(ア)の営業等に該当します。
所得とは、経費を差し引いた収入金額になります。私の場合は家で作業しているので、主に地代家賃、水道光熱費が経費になります。
収入−経費=所得ですね。
これをそのまま第一表の「所得金額」に記入します。
該当する控除額を、第二表のに記入します。
まず基礎控除はみんな該当するので48万円と記入(2020年分からは48万円になります)。
その他かかった医療費や生命保険料、扶養家族の人数分など、全部で14種類の所得控除があります。
払っている保険料も控除になるので忘れずに記入しましょう!
第一表にも同じく記入します。
控除される額が大きければ大きい程節税効果になります。控除は申告しないと受けられないので忘れずに記入しましょう。
損をしない!14種類ある所得控除ー控除を受けられる人と控除額|税理士検索freee
2の所得から3で記入した控除額の合計金額を差し引いて、第一表の(26)に記入します。
(27)の税額については、所得金額によってかかる税率が異なるので以下をみて算出します。
No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁
もしデザイン案件を行っていて源泉徴収がある場合は、(44)〜(48)の該当欄に記入します。還付金が戻ってくるので忘れずに記入しましょう。
青色申告をする場合は、(51)の「青色申告特別控除額」に控除額を記入します。
ざっくりですが、私の場合の申告書の記入方法をまとめてみました。
書き方は理解しても、正直わずらわしいので、私はfreee で確定申告書の作成をしています。収支や控除額を入力するだけで簡単に確定申告書類が揃うのですごく便利です。
正直確定申告書の記入まではまだよくて、青色申告決算書の記入が辛いんですよね。こちらも以下の記事で記入例を載せているので良ければご覧ください。
もし自分でやるのが面倒!って人は、会計ソフトを使うのをすごくオススメします。
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確定申告って?
毎年2月16日~3月15日に、前年度の1月1日〜12月31日に得た所得を再計算し、収める税金の額を確定させる作業のことです。